富士山の頂上では大気圧は0.06MPaになっており、
水は88℃で沸騰します。
この原理を応用したものが
バキュームフライ「VF」製法です。


特殊なフライヤー内の圧力を0.004MPa以下に
減圧すると、水の沸点は30℃以下になります。
このような減圧状態においては、
低い油温「70℃～100℃」でも食材に含まれる水分を
短時間で蒸発「昇華」させることが可能となり、
新しい乾燥食品が出来上がるのです！

香味と食感に優れている
減圧下でフライすることにより、膨化して多孔質になりサクッとクリスピーな食感になります。素材本来の風味（香味）、旨みを損なうことなく調理「乾燥」することができます。

色調・栄養成分に優れている

食材に油脂が含まれることにより色鮮やかな調理感のある乾燥食品が出来上がります。

保存性が高い

油温が低い状態で短時間にフライ乾燥することによって、変色・退色・褐変が起こりにくくなります。

実はVF食品はみなさんの身近な食品にも使われています

VF食品の大きな特徴のひとつ、復元性
湯戻りが良いことから即席食品の具材
（即席麺類・カップスープ等）にも利用されます。

その他、

・冷凍食品・調味食品の具材

・珍味（おつまみ）やスナック

・製菓および冷凍製菓の原材料　
等々 さまざまな用途で利用されています。

国内外を通じて製造工場の少ないバキュームフライ食品を当社は１９８４年の創業以来製造しています。